【2024JリーグYBCルヴァンカップ1回戦 ギラヴァンツ北九州1-0大分トリニータ(2024年3月6日)】
3月6日(水)にミクニワールドスタジアム北九州で行われたルヴァンカップ1回戦で、ギラヴァンツ北九州はJ2の大分トリニータと対戦。1-0で勝利しました。
ルヴァンカップは今シーズンから大会方式が大幅に変更となり、J1、J2、J3に所属する全60クラブが出場することに。ギラヴァンツ北九州は初出場となる本大会1回戦で大仕事をやってのけました。
前半はシュート数がギラヴァンツ2本、トリニータ1本とお互いに決め手を欠きました。後半はギラヴァンツが攻め込む機会がやや増え、6本のシュートを放ちますが得点を挙げるに至らず。試合は延長戦に突入しました。
試合を動かしたのはギラヴァンツでした。113分、乾貴哉のクロスにルーキー・渡邉颯太が頭で合わせ先制点を奪い取ります。大勢詰め掛けたサポーターの声援を背にゴールを狙ったトリニータでしたが、GK・田中悠也が攻守で阻み得点を許しません。
トリニータの反撃も及ばず、虎の子の1点を守り切ったギラヴァンツが勝利。4月17日(水)にミクニワールドスタジアムで行われる3回戦ではJ1の町田ゼルビアと対戦します。
入場者数は4,412名。大分から多くのトリニータサポーターが詰め掛け、試合前後に小倉の街を堪能していました。試合後の時間帯にはJR九州が特急ソニックの臨時列車を増発するなど異例の措置も。
増本浩平監督試合後の総括
4-2-3-1できた大分さんに対しこちらは3-5-2なので「ズレ」が作れるかなというところと、大分さんのストロングな部分を消していくために我々のところで押し込んでいけるような狙いの中で、その狙いがうまく出たシーンもあると思いますけど、うまくいかないシーンもあったので、もうちょっと自信を持って、相手を見て動かすことを選択していれば、もう少し動かせたとは思っています。
ただ、結果として得点を取りきって、ホームで喜びをサポーターの皆さんと分かち合うことができたのは本当に嬉しいですし、交代して出た選手たちがしっかり自分のタスクを理解して、それを表現してくれたことも嬉しいですし、交代した選手が活躍するっていうのは、最初から出た選手たちがしっかり仕事をしたからだと思っているので、チーム全体でつかんだ勝利だと思います。