「北九州市内の4つのプロスポーツチームが連携して地域を盛り上げたい」とフェニックス・中村道大郎ヘッドコーチ兼選手が決意表明

2月3日(土)に小倉駅3階JAM広場で行われた「地球の歩き方 北九州市」出版記念フェアに、北九州市に本拠地を置くスポーツチーム、ギラヴァンツ北九州、タカギ北九州ウォーターウェーブ、北九州下関フェニックスが参加し、1月3日に発生した魚町火災の被災者への支援を募りました。

ギラヴァンツ北九州からは高昇辰選手、坪郷来紀選手とギランが参加しました。高昇辰選手は「チームの勝利のために貪欲にプレーしたい」、地元・北九州市出身の坪郷来紀選手は「北九州出身として地元を盛り上げられるよう結果を残していきたい」と話しました。

「北九州の好きなところは?」という質問に「ミクスタです!」と即答した高昇辰選手
坪郷来紀選手は北九州駅弁当のかしわうどんをおすすめ。「すごく美味しいので、皆さんも食べてみてください!」と呼びかけました。

続いて、タカギ北九州ウォーターウェーブの兼平真咲選手と稗田香瑚(ひえだここ)選手、そしてマスコットキャラクターのなみるんが参加しました。

「北九州の好きなところは?」という質問に対して、兼平選手は「人が温かいところ」と回答。稗田選手は地元の門司港を挙げ、理由を「レトロな雰囲気が落ち着くすごくいい場所です」と話しました。

「北九州の人たちに元気を届けられるように頑張ります」と決意を述べた兼平選手。最近もつ鍋を食べられるようになったそうです。
「こういう活動が当たり前にできる北九州は本当にいい街だと思います」と稗田選手。現地に来ていた来條美穂監督も稗田選手を「成長している」と評しました。

最後に北九州下関フェニックスの中村道大郎ヘッドコーチ兼選手と和希選手、マスコットのフェニーくんが登場しました。

「北九州の好きなところは?」という質問に中村HC兼任選手は「スポーツ熱が高く義理堅い人が多いんでいつも応援に力をもらっています」、和希選手は「出身は大阪ですが、北九州に来たからには街を盛り上げられるよう頑張りたいです」と話しました。

今季からヘッドコーチ兼任の中村道大郎選手。試合会場に魚町火災の募金箱を置くことを発表しました。
和希選手は今季「大河選手が抜けた穴を埋めていきたい」と話してくれました。

最後に中村HC兼任選手が「北九州にはギラヴァンツさん、タカギさん、ボルクバレットさんとフェニックスの4つのスポーツチームがあります。これってなかなか全国でもないことです。僕たちは今年初優勝を狙って頑張りますが、それだけではなく他のチームと連携して、4チームで北九州の街を盛り上げることをやりたいんで、僕たちだけじゃなくて、ぜひ他のチームも一緒に応援をお願いします!『チーム北九州』で絶対に北九州のスポーツを盛り上げます!」と力強く決意を述べました。

ギラヴァンツ×ウォーターウェーブというやや珍しい組み合わせ。両チームの選手が1枚の写真に収まるのはかなりレアです。

登壇を終えたタカギの稗田選手は「こうやって自分の力で地元を盛り上げられるのって、できそうでできないことだと思うので、もっと自分自身もチームとしても活躍して、北九州を盛り上げられたらいいなと思います」と話しました。

また兼平選手は「フェニックスの中村道大郎さんも話していたのですが、市内にプロスポーツチームが4つもあるってなかなかないことだと思います。私たちが頑張るのはもちろんですが、しっかり各チームと連携を取って、盛り上げていけたらもっと北九州が明るくなるのだろうと思います」と力を込めました。

練習終わりで駆けつけてくれた中村道大郎HC兼選手と和希選手。この日はフェニ―くんが大人気でした。

フェニックスの和希選手は「他のスポーツ選手も集まるいい機会だったと思います。道さんがしっかり締めてくれたので、フェニックスとしては最高でした(笑)」と感想を話してくれました。

中村HC兼選手は「今日一番言いたかったことは『北九州の4チームがもっと連携していきたい』ということです。ギラヴァンツの高昇辰選手とも『お互い苦しい状況だけどしっかり頑張ろう」と話しました。これを機に彼とも交流を進めていきたいです」と述べ、「今後は和希選手、吉岡選手、宮本選手ら年齢が高めの選手たちにも他チームに関わってもらいたいと考えています」とチームメイトに期待を寄せました。